沖縄の保守系論壇 調査レポート(第6版)
宗教・政治団体との関係、および人物間の協力・対立
調査日:2026年8月17日〜19日/方法:公開ウェブ情報の検索・照合(公的記録、教団・政党の公式資料、報道、検証系ブログ/wiki、本人発信)。第5版で金井創を追加し、菊地藤吉と仲村俊子の1971年の接点を確認。
第6版(2026年8月21日)での追加・訂正:媒体・論客3人(エルドリッヂ/惠隆之介/仲新城誠)を相関図に反映。単立教会の砂川竜一を新規調査して追加(教派は本人の言明ではなく日本基督教団沖縄教区の教会一覧で確認、南城市議選2回の得票は選管の開票結果で確認し、世界日報の「22年4月」表記の誤りを訂正)。仲村覚に信教の自由シンポ登壇(世界日報2024年11月6日)を追加。外務省外交史料館の件名の「菊池/菊地」表記は当該ページがJavaScript描画のため確認できず、断定を撤回した。8月22日:手登根安則のTHE FACT出演を△→◎に訂正(削除済みコンテンツをWayback Machineで確認。6-4参照)。
確度記号
- ◎ 一次資料・公的記録・報道で確認できる事実
- ○ 実名の検証記事・複数ソースのある具体的指摘
- △ 匿名発・単一ソース・未検証
- ✕ 調査の結果、否定材料が見つかったもの
方法論:本人の言明は、肯定も否定も利害当事者の主張であり、それ自体を証明として扱わない(詳細は第7章)。
第1章 全体像
1-1 背後にある4系統
| 系統 | 中核 | 沖縄での受け皿・人物 |
|---|---|---|
| ①生長の家系→日本会議 | 椛島有三・高橋史朗ら生長の家学生運動出身者 | 応用心理カウンセラー協会(我那覇家)、日本会議沖縄県本部、仲村俊子 |
| ②幸福の科学/幸福実現党 | 大川隆法。媒体はザ・リバティ、THE FACT | 金城竜郎(県本部)、外郭団体群、仲村覚、惠隆之介、エルドリッヂ |
| ③統一教会(家庭連合)系 | 世界日報・ビューポイント、勝共連合 | ほぼ全論客に誌面提供。西田健次郎(元自民県連会長)、金城テル |
| ④チャンネル桜沖縄支局 | 番組「沖縄の声」 | 我那覇・手登根・江崎・依田・栗秋らの共通拠点(2020年に分裂) |
1-2 この調査で見えた3つの核心
(1) 教団系統は「棲み分け」ていない。人が複数系統を掛け持ちしている。 最も明快な例がエルドリッヂで、幸福実現党名義の共著(釈量子党首との『一緒に考えよう!沖縄』2016年)、自民党議員・仲村覚・仲新城誠との共著(『沖縄の危機!』2017年)、統一教会系・世界日報への寄稿と世日クラブ講演を同時期に行っている。教団間の陣取りではなく、論客が資源提供元を掛け持つ「相乗り」構造。
(2) 教団間の衝突は選挙の票で起きた。 2010年沖縄県知事選で幸福実現党が独自候補・金城竜郎を擁立(13,116票)。自民推薦の仲井眞(335,708票)と伊波(297,082票)の票差38,626票の34%に相当。この擁立に反対した同党唯一の国会議員・大江康弘(幸福の科学非信者、日本会議国会議員懇談会所属)が離党。週刊ポストでの本人証言「理由を聞いても『天上界の声があって、大川総裁先生も了解している』というだけ」◎。 ※現在(2026年知事選)は逆に自民・維新・国民・参政・公明県本部・日本保守党の6党が古謝玄太で一本化しており、この対立軸は消滅◎。
(3) 沖縄保守の最大の分裂は、思想ではなく「金と人格」で起きた。 2020年、チャンネル桜沖縄支局が我那覇父子+江崎孝 ⇔ 依田啓示+手登根安則+水島総に割れて崩壊(第4章)。同時期に篠原章が書いた診断が的確:「問題になっているのは『主張』ではなく**『人格』**である」「もはや亀裂の修復は難しい段階だ」◎。
1-3 人物早見表
| 人物 | 宗教との接点 | 確度 |
|---|---|---|
| 我那覇真子 | 本人は無宗教を公言。だが統一教会系誌の著者ページ・署名記事が実在、日本会議支部講演も主催者公式記録あり。父は生長の家系協会の名護分校運営者 | ◎ |
| 仲村覚 | 統一教会系誌に寄稿枠◎。「元幸福の科学職員」は藤倉善郎も断定するが一次資料なし○ | ◎+○ |
| 仲村俊子(母、2022年没) | 日本会議事務総長・椛島有三と共著◎。自宅の柱に幸福の科学の紋章ORマークを掲げた写真○(支援者の表敬訪問投稿、第6版で直接確認)。「元生長の家幹部」は匿名発△ | ◎+○+△ |
| 依田啓示 | 父は日本基督教団牧師(教団公式訃報で確認) | ◎ |
| 手登根安則 | 世界日報インタビュー◎、THE FACT出演◎(2014年。現在削除済み、Waybackで確認)、幸福実現党人脈と共同活動○。「幸福の科学信者」説は根拠ゼロ | ◎/信者説は未立証 |
| 惠隆之介 | 幸福実現党公式チャンネルの独占インタビュー◎、リバティ本誌インタビュー◎、世界日報系動画出演◎ | ◎ |
| エルドリッヂ | 幸福実現党名義の共著◎、世界日報寄稿◎、THE FACT出演◎ | ◎ |
| 江崎孝(2025年没) | 世界日報を常習引用・記者と行動○、死後は同紙が追悼記事◎ | ◎+○ |
| 仲新城誠 | リバティのインタビュー複数◎、幸福実現党党首の本社表敬◎。「信者」説は匿名発のみ | 接点◎/信者説は未立証 |
| 宮城能彦 | 統一教会系『ビューポイント』多数寄稿◎ | ◎ |
| 砂川竜一(単立・つきしろキリスト教会) | 教派は単立で日本基督教団ではない(教区の教会一覧で確認)◎。家庭連合解散反対の集会に登壇◎、統一教会系ICRFで来賓挨拶◎、2026年3月に仲村覚らと国連へ◎ | ◎ |
| 又吉康隆・上原正稔・高良倉吉 | 接点確認できず。ネットワーク外 | - |
| 篠原章 | 宗教の指摘なし。ただし2011年に詐欺で有罪判決(懲役3年執行猶予4年)◎ | - |
第2章 人物別の詳細
我那覇真子(1989-、名護市出身)
確実◎
- 本人の公言:「幸福の科学の信者ではありません」(2017年)、「一切の政党や企業、そして宗教団体に属するものではございません」(ニュース女子問題後の会見)、「私は特定の新興宗教の信者ではありません。沖縄の伝統はトートーメーです」(2022年7月)。
- 統一教会系「ビューポイント」に著者ページが実在(2017年時点、現在404)。月刊『Viewpoint』2022年7月号に署名記事。2016年12月にはビューポイントが我那覇×エルドリッヂ対談を4本連載。世界日報ポッドキャスト(2017年、依田啓示同席)・記事(2024年)にも登場。
- 日本会議の支部講演(主催者公式記録):日本会議大阪・北摂支部(2013年12月「誰も知らない沖縄の真実」)、同・女性の会(2016年11月)、日本会議福岡・筑紫支部(2017年4月)。
- 「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員(2015年1月18日設立。他の運営委員=我那覇隆裕・江崎孝・錦古里正一)。
- FM21訴訟に敗訴確定:父娘の番組『沖縄防衛情報局』が差別的内容の指摘を経て2018年6月打切り→10月に3局を提訴(慰謝料100万円)→2020年10月23日那覇地裁棄却、2021年4月22日福岡高裁那覇支部も控訴棄却。
- 参政党外部アドバイザー(遅くとも2022年後半〜、2025年まで「赤坂ニュース」に継続出演。離脱情報なし)。「mRNAワクチン中止を求める国民連合」副代表。2024年10月、Meiji Seika ファルマがレプリコンワクチンをめぐる主張を科学的根拠なしとして法的措置検討を発表。
サンクチュアリ教会(統一教会分派)説:確認できる最大限は「同教会の看板イベント関連の取材動画を彼女のチャンネルが出し、教団側サイトがそれを紹介していた」まで○。所属・招聘の裏付けなし。出所は2020年の依田発言の伝聞と2022年7月の黒川あつひこ(NHK党)ツイート。
父・我那覇隆裕:「応用心理カウンセラー協会」名護分校の運営者○。正す会設立運営委員◎。ブログ(2013年)に「今の日本には、本来の意味での日本人はいません」「皇統とは、はじめから男系を前提とする」等、光明思想+復古ナショナリズム。教団名への明示的言及はなし。
仲村覚(日本沖縄政策研究フォーラム理事長)
統一教会系「ビューポイント」寄稿者ページ◎。日本沖縄政策研究フォーラム理事長(2016年11月設立。前身「沖縄対策本部」2009年)◎。国際歴史論戦研究所(iRICH)上席研究員◎(藤岡信勝・高橋史朗・茂木弘道らと同格。全国的な歴史修正主義ネットワークへの結節点)。
「幸福の科学元職員」:藤倉善郎が2016年1月、講演取材の上で断定(根拠は非提示)○。元を辿ると2ch・したらば掲示板の「秘書部警護課→関東本部→1990年代前半に退職」という書き込み△。Wikipedia等の公式経歴に記載なし。
母・仲村俊子(1922年勝連生-2022年11月18日没、100歳):元小学校教師。1969年11月11日に左傾化への疑問から沖縄教職員会を脱会(「闘争賃金」の受取を拒み有志6名で脱退)○、1971年に菊地藤吉の電話を受けて批准貫徹運動を組織(3-1b節)○、復帰運動の保守側中心人物、1983年沖縄防衛協会初代婦人部長。椛島有三との共著『祖国復帰は沖縄の誇り』(明成社2012、仲村覚が解説執筆)◎。日本沖縄政策研究フォーラムが2022年に俊子を主題とした復帰50周年記念映画を製作◎。「元生長の家幹部」「一家で生長の家から幸福の科学へ乗り換え」説は匿名アカウント(@kaikatou)の2016年4月26日ツイート単独△。
自宅の柱に幸福の科学の紋章「OR」マークを掲げた写真○:支援者 @RiseiFan(「大阪の森」)が2017年2月5日、「明後日から今年初の沖縄行き。蛍の光4番の俊子さんをまた表敬訪問してきます」と投稿した居間の写真(archive.ph/bftuQ、2017年2月6日保存)。柱に金色の盾型ORエンブレム(大川隆法のイニシャル、1989年制定◎)、その下に「沖縄縣護國神社」の札、壁に国会開会式の天皇陛下の写真と御製の平成28年1・2月カレンダー(撮影は2016年初頭)。匿名ウォッチャー @MAIMAIMAI466 が2017年2月7日にこの写真を引いて「完全に幸福の科学だ」と指摘。第6版で写真4枚を直接確認した。 同定(俊子宅であること・写っている女性が本人であること)は撮影者の投稿に依拠しており第三者の確認はない。紋章の掲示は事実として記録するが、本人の信仰を公表した記録は確認していない(ルール3)。第5版の「支部ブログに登場」という記述は誤りで、出所はこのツイートである。
「神武桜子(幸福実現党副党首、元・幸福の科学理事長)は仲村の姪」:出所は2系統。①Algorab archives(2015年8月28日)が「本名・仲村真理依。仲村覚の姪」と具体名込みで記載(藤倉のツイートに先行)、②藤倉の伝聞形ツイート。本名の裏付けは取れず、血縁の一次資料なし△〜○。
2024年11月4日、那覇市で開かれた「民主主義と信教の自由を考えるシンポジウム」(主催=基本的人権・信教の自由を守る沖縄県民の会)でパネルディスカッションに登壇。解散命令請求の背後に共産主義思想があるとの見方を示した上で「解散の最終的な目的は、日本を弱体化させて抑止力を下げ、日本を共産化することだ」と訴えた◎(世界日報 2024年11月6日)。同じ主催団体の集会に、単立のつきしろキリスト教会牧師・砂川竜一も2025年5月に登壇している◎。なお、登壇は媒体・運動との接点であって信仰の断定ではない。
依田啓示(東村・カナンファーム経営)
確実◎
- 父は日本基督教団の牧師・依田靖二(教団公式訃報に遺族「息・依田啓示」。1980〜84年に沖縄・与那原教会で牧会)。
- 高江事件:2016年9月17日、東村高江で反対派の「検問」をめぐり2名に傷害。2017年8月起訴、2018年4月9日那覇地裁で罰金30万円の有罪、10月10日福岡高裁那覇支部が控訴棄却、上告断念で10月25日確定(弁護団長は徳永信一)。「依田啓示君支援募金」はこの刑事弁護費用のためのもの。
- 2020年6月9日、傷害容疑で逮捕(名護署)。同年5月3日、東村平良の畑で70代男性の顔面を殴り右大腿骨転子部骨折など全治約3か月の重傷を負わせた疑い。琉球新報の見出しは「牛のことでトラブル」。当初認めたが後に否認。6月7日投開票の県議選(那覇市・南部離島区)に無所属出馬し1,494票で落選した2日後の逮捕。※起訴・判決は追報がなく確認できず。
- ニュース女子(2017年1月2日放送)に出演◎。国連人権理事会でスピーチ◎。
評価:幸福の科学・統一教会系を追う観測まとめ群に登場せず、系統が別。牧師の息子が同じ日本基督教団の牧師たち(緑ヶ丘保育園長・神谷武宏氏、金井創氏)と対立した「教団内の分裂」の構図。
金井創(1954-2026)★第5版で追加 — 対抗側の当事者
保守側ではなく、その攻撃対象となった側の人物。依田啓示との対立を理解するために不可欠なので収録する。
- 1954年北海道生まれ。早稲田大学、東京神学大学大学院 ◎
- 富士見町教会副牧師、明治学院チャプレンを経て、2006年から日本基督教団佐敷教会牧師 ◎
- 2014年から辺野古の抗議船「不屈」船長。著書『沖縄・辺野古の抗議船「不屈」からの便り』◎
- 2017年12月、普天間・緑ヶ丘保育園への米軍ヘリ部品落下事件で園側を支援。依田啓示が「捏造事件」と主張し、金井ら牧師2人を名指しで攻撃 ○
- 2026年3月16日午前10時10分ごろ、辺野古沖で「不屈」が転覆、救助に向かった「平和丸」も約2分後に転覆。同志社国際高2年の女子生徒(17)と金井氏(71)が死亡、生徒12人・乗組員2人の計14人が負傷 ◎。乗船者21人全員が海に投げ出された。波浪注意報が出ていた海域
- 2026年3月26日、佐敷教会を家宅捜索 ◎
- 2026年5月、国土交通省・内閣府沖縄総合事務局が海上運送法違反(無登録運送)容疑で中城海上保安部に刑事告発する方針。市民団体「ヘリ基地反対協議会」は「ボランティアで事業性がない」と主張、国は「過去の運航実態から事業性があると判断」◎
- 同志社国際中高は事故翌日に第三者委員会の設置を発表 ◎
構造上の意味:依田靖二(保守活動家・依田啓示の父)と金井創は同じ日本基督教団の牧師でありながら正反対の立場に立った。沖縄のプロテスタント教会は歴史的に反基地運動の拠点の一つであり、依田啓示の対立は「保守 vs キリスト教」ではなく教団内部の分裂である。
砂川竜一(つきしろキリスト教会牧師、南城市)
第6版で追加。SNS上で「日本基督教団の牧師」と紹介され、本人がそれを否定した(2026年4月4日)ことを契機に調査した。本人の否定を根拠にせず、教団側の一次資料で確認した。
教派:単立◎
- 日本基督教団沖縄教区の公式サイトが掲載する教会・伝道所一覧(28か所)につきしろキリスト教会は無い◎。同一覧で南城市にあるのは佐敷教会(金井創の教会)とうふざと伝道所のみ◎。
- 本人の言明「私は単立教会です。日本基督教団とは、何の関係もありません」(2026年4月4日)◎——これは当事者の主張として記録するにとどめ、判定は上記の教団側資料に置く。
- 経歴として「沖縄南牧師会 元会長」○(ICRF日本委員会の動画の肩書表記)。
公職への立候補(公的記録)◎
- 令和4年9月11日執行 南城市議会議員選挙:143票・落選(職業「牧師」、無所属)
- 令和7年11月9日執行 南城市議会議員選挙:303票・落選(職業「キリスト教会 牧師」、無所属)
- ※世界日報(2024年11月25日)は「22年4月の南城市議選に初出馬」と書くが、南城市選管の開票結果では9月11日執行◎。
統一教会系との接点◎
- 2025年5月13日、沖縄県庁前で「基本的人権、信教の自由を守る沖縄県民の会」(家庭連合信者らが参加)の集会に登壇し「何の刑事事件も起こしていない旧統一教会が解散させられたら民主主義の危機だ」と発言◎(世界日報 2025年5月14日)。同会は2024年11月に仲村覚がパネル登壇した「民主主義と信教の自由を考えるシンポジウム」の主催者と同じ◎。
- 統一教会関連団体 ICRF(国際宗教自由連合)日本委員会の福岡大会で来賓挨拶。同団体の公式YouTubeチャンネル「国際宗教自由連合」が動画を公開◎。ICRFが統一教会系であることは複数の二次資料○。
- 世界日報の連載「脅かされる信教の自由」第6部(2024年11月25日)に登場、反共活動への取り組みを評価◎。
仲村覚との接点◎
- 2026年3月、第61回国連人権理事会(ジュネーブ)に仲村覚・座波一(元沖縄県議)と共に参加◎(本人がキリスト教系言論サイトSALTYに寄稿、2026年5月6日)。同じ派遣団に東京大学の学生団体「右合の衆」も同行している(八重山日報 2026年4月7日◎、仲村覚本人のFacebook 2026年3月13日◎)。
チャンネル桜との接点○
- 「沖縄の声」にゲスト出演(2022年11月21日、テーマ「子どもの貧困」)○。動画の題名は桜の命名規則([桜R4/11/21])と一致するが、動画本体は現在取得できず(oEmbed が403)、チャンネル名を直接確認できていない。
この図における位置づけ:金井創と同じ南城市の牧師でありながら教派が別(単立/日本基督教団)で、立場も正反対。ただし両者の直接の接点を示す資料は確認できていないため、図ではエッジを引いていない。青いノード(kr)が「教派の所属であって政治的立場ではない」ことを、依田靖二・金井創・砂川竜一の3人が示している。
表記ゆれ:本人アカウントと世界日報は「竜一」、ICRF動画の題名は「龍一」。
手登根安則(ボギー手登根)
確実◎
- チャンネル桜沖縄支局キャスター、FM21「わんぬうむい」メインパーソナリティ。沖縄教育オンブズマン協会代表(協会公式ブログ2012-13年時点から。※惠隆之介を会長とする説は誤り)。FCP/HCP代表。日本のこころを大切にする党第四支部長、2016年参院比例出馬(落選)。2009年浦添市議選落選。那覇西高PTA会長。
- 世界日報のインタビューに登場(2026年3月)。
- 2015年「ハーフ女児暴行」デマ事件の要:母親の友人のFB投稿を見て母親に接触し、「コーディネーター」として八重山日報の取材を仲介。記事に「米軍基地に対する怒りのはけ口がハーフの女の子に向けられたのかも知れない」とコメントを提供。嘉手納署は「暴行の事実は確認できていません」と回答。中丸啓・前衆院議員のツイート(約7000RT)で全国拡散(リテラ検証)。
- **BPO意見書(2017年12月)**が、ニュース女子で手登根提供の「茶封筒」(日当の物証とされた)の信憑性欠如を指摘。本人は「反対派が手当をもらっていると言ったことはない」と主張を後退。
- 政治資金問題(第4章3節に詳述):2016年分収支報告書の「その他の経費」1,847,486円=支出総額の76%。県選管の要旨PDFで数字は完全一致◎。旧会計責任者・上江洲安紀から手登根悦子への交代が2016年8月9日◎。
「幸福の科学信者」説は未立証:断定しているブログ2件とも根拠を一切示さず。ただし幸福の科学系ネット番組「THE FACT」への出演は第6版で◎に訂正:「ザ・ファクト FAST BREAK #04【沖縄・プロ市民の実態】直撃取材!『民意』を名乗る反基地運動にダマされるな!」(YouTube ID 0e1fpmKbuV4、2014年1月29日時点で10,695回再生、チャンネル「THE FACT」)に「沖縄反基地活動の実態に詳しい 手登根安則氏(ハートクリーンプロジェクト)」として登場。THE FACT公式サイトの記事「平和からは程遠い実態!『民意』を名乗る沖縄・反基地運動にダマされるな」(2016年2月2日)が同動画を埋め込み、手登根の発言(「反基地闘争で中心になっているのは本土から来た活動家が多い」等)を引用。番組クレジットはメインキャスター・里村英一(幸福の科学広報局)、コメンテーター・矢内筆勝(幸福実現党政調会長)。動画は現在削除済み、記事URLも404(記事の最終生存キャプチャは2019年11月21日)。第5版の「THE FACT公式サイト内検索で0件」は削除後の検索結果であり、出演の否定材料にはならなかった。なお出演は媒体との接点であって信仰の証明ではない。幸福の科学を専門に監視する批判側まとめにも名前がない。所属政党(日本のこころ)は幸福実現党と別系統。
惠隆之介(元海上自衛官、評論家)
- 幸福実現党の公式YouTubeチャンネルに「【独占!!】恵隆之介氏独占インタビュー【沖縄県知事選を斬る!】」が現存(2010年知事選期)◎。ザ・リバティ本誌2019年12月号に単独インタビュー◎。2012年以降、同誌が反復的に引用・タグ化◎。
- 統一教会系too:世界日報公式チャンネルの番組(2018年知事選期、約50分)に出演◎。
- 八重山日報論説委員長(2012年〜2013年3月辞任)◎——仲新城誠との関係は共著ではなく雇用・編集関係で成立していた。辞任理由は公表資料上不明。
- 拓殖大学客員教授、「沖縄と尖閣を守る会」代表。共著相手は渡邉哲也・山野車輪ら県外論客のみで、県内保守との共著はゼロ。
- デマ指摘:戦艦大和の「月経帯15万人分」(当時の沖縄人口は約49万人)、「翁長知事の娘は北京大留学・支那太子党と結婚」(娘2人は中国に行っておらず結婚もしていない)、米兵性被害女性を「帰化人の工作員」、地上波での「人糞」発言など。それでも『朝生』『そこまで言って委員会』への出演と主要出版社からの刊行は継続。
- 訂正:「幸福の科学出版へ寄稿」は商品DB検索でゼロのため撤回✕。
ロバート・D・エルドリッヂ
- 釈量子(幸福実現党党首)との共著『一緒に考えよう!沖縄』を「幸福実現党」名義で刊行(2016年5月)◎ ← 第4版で最大の格上げ。
- 『沖縄の危機!』(青林堂2017)で宮崎政久(自民党衆院議員)・仲村覚・仲新城誠・兼次映利加と共著◎。ケント・ギルバートとの共著も。
- 世界日報に寄稿者ページ◎、世日クラブで講演○。THE FACTに本人出演◎(2015年の映像流出事件の釈明動画)。月刊『正論』寄稿◎。
- 2015年、辺野古ゲート前の海兵隊監視カメラ映像が手登根のチャンネルで公開され、海兵隊を解任◎。
江崎孝(狼魔人日記。1941-2025)
- 慶應大経済学部卒。2003年脳出血で半身麻痺、2004年ブログ開設、2025年1月死去(享年85)。2025年4月6日に浦添市で「偲ぶ会」(登壇:我那覇真子、徳永信一、友寄永三、錦古里正一)◎。
- 正す会設立運営委員◎。チャンネル桜「沖縄の声」で我那覇真子と組んだ歴代キャスター◎。仲村覚・仲村俊子・石井望との共著『そうだったのか「沖縄!」』(示現舎2015)◎。秦郁彦編『沖縄戦「集団自決」の謎と真実』(PHP2009)に寄稿◎。
- 世界日報を常習的に引用し記者と行動○、死後は同紙が追悼記事◎。弁護人は徳永信一○。
仲新城誠(八重山日報編集長)
- 接点は◎:ザ・リバティWebの単独インタビュー2本(2019年2月、2025年5月)、2013年3月に幸福実現党・矢内筆勝党首(当時)が本社を表敬訪問、幸福実現党総務会長からの公開の称賛、エルドリッヂらとの共著『沖縄の危機!』、産経新聞との提携(2013年〜)。
- 「信者」説は未立証:出所は匿名の書き込みのみ。本人は2017年10月14日付の署名コラムで「本紙は特定の企業や経済団体、宗教団体との関係は一切なく」「すべてデマ」と否定(ただし否定自体は証明にならない)。保守系メディアウォッチャー(KSL-Live)も「幸福の科学が発行」説を検証の上で否定。
その他
- 宮城能彦(沖縄大教授):統一教会系『ビューポイント』多数寄稿◎。
- 又吉康隆(ヒジャイ):著書31件すべて自身のヒジャイ出版からの単著・自費出版で共著者なし。ネットワーク的に完全に孤立。
- 上原正稔:琉球新報提訴で2013年7月29日に福岡高裁那覇支部が105万円支払い命令◎。ただし「支援する会」の実在・呼びかけ人は確認できず。
- 高良倉吉:共編著の相手は仲井眞弘多・田名真之・豊見山和行ら学界主流。保守論客との共同活動なし。リスト中の明確な外れ値。
- 篠原章:『沖縄の不都合な真実』(大久保潤と共著、新潮新書2015)。正す会の公式リンク集に「批評.COM」が掲載され自陣営扱い◎。2011年1月に大東文化大学を懲戒解雇、同年11月10日東京地裁が計930万円の詐取を認定し懲役3年・執行猶予4年の有罪判決◎(本人プロフィールは「経費の使途をめぐって懲戒免職」とのみ記載)。2020年6月に沖縄保守の分裂を分析、2026年8月10日には「試論『琉球独立論』の見取り図」を公開という異例の軌道◎。
第3章 ハブ組織
3-1 応用心理カウンセラー協会(生長の家原理主義×日本会議×親学)
- 創設者・菊地藤吉(※正しくは「菊地」。菊池表記も混在):北海道出身。終戦直後は日本共産党員(全逓の闘争委員長)で、谷口雅春の著作に触れて転向。谷口本人が講話でこの経歴を紹介している ○。生長の家本部理事・青年局長。
- 時系列の補正(第5版):「1970年代初頭に沖縄へ移住」は不正確。1971年時点では東京在住であり、恒久移住は1973年2月11日付の招聘陳情書(宛先=菊地、連署=稲嶺一郎・国場幸昌ら)を受けてのこと ○。同陳情書は「沖教組が中心となって、反体制運動に父兄をまき込んでいる現状」への対策として家庭教育・社会教育の健全化を求めている。ただし復帰前から来沖して講演しており、外務省外交史料館の戦後外交記録に「菊地藤吉講師来沖の講演」の件名が残る ◎。沖縄県公文書館の稲嶺一郎文書には菊地から稲嶺宛の書簡(生長の家機関紙「聖使命」在中)が現存 ◎。
- (財)沖縄総合教育センター理事長。話し方教室・応用心理学教室・母親大学・はなぞの保育園等を運営し、沖縄県護国神社で月例英霊顕彰祭を主催 ○。子息・菊地徳省が応用心理カウンセラー協会所長。日本会議沖縄県本部会長・「沖縄の教育を考える会」会長の歴任はブログ発 △。没年不明(2005年に「八十歳を過ぎた」状態で講演の記録)。
- 非認定校「ハワイ国際大学」「ホノルル大学」(学長・山田乙彦)の学位を掲げるディプロマミル構造と指摘。2010年に「親学議員セミナー」(現職議員17人含む54人)。
- 阪神支部長=籠池泰典(森友学園)/名護分校=我那覇隆裕。
- 現状:協会サイトは消滅(2026年8月時点でDNS解決不可)。
3-1b 菊地藤吉と仲村俊子——1971年の接点(第5版で確認)★
両者の直接の接点が一次証言で確認できた。従来「同時期・同分野にいた」までしか言えなかった部分が、1971年秋の沖縄返還協定批准貫徹運動で具体的に結ばれる。
- 仲村俊子本人の証言:「沖縄返還協定の批准が国会で審議されている頃…東京の菊地藤吉先生から、『このままでは復帰出来なくなるけどいいのか?』という電話が2度かかってきて、私は民間の声として、復帰嘆願書を持って国会の議員会館を回り始めたんです」○
- 同:「上京の際に全面協力してくださったのが、菊地藤吉先生と末次一郎先生でした。右も左もわからない中で、政治家や県出身者と会談の場を設け、国会のポイントを案内してくださった」○
- この証言は日本会議事業センター編『祖国復帰は沖縄の誇り』(椛島有三・仲村俊子共著、明成社2012)に印刷されている ◎。初出は『祖国と青年』393号(2011年、日本青年協議会)。
- 日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚)製作の映画『島人の戦後秘史』の第1章あらすじでも「電話の相手は、尊敬する教育者菊地藤吉氏であった」と明記 ◎。
- 仲村は1971年に「沖縄返還協定批准貫徹実行委員会」を組織し、10月末に那覇・与儀公園で県民集会(1000名)、11月3日に上京陳情団8名を派遣 ○。
関係の構造:菊地=在京の情報提供者・上京支援者/仲村=沖縄側の実行者。両者が同一団体に所属した記録はなく、別々の立場で同じ運動に関与した。ただし稲嶺一郎ら沖縄自民党保守派を結節点とする同じ人脈圏にいたことは、公文書(菊地→稲嶺書簡、仲村の陳情団と稲嶺の面会)で裏づけられる。
留保:この接点は「生長の家の幹部が沖縄の復帰運動に働きかけた」ことを示すが、仲村俊子自身が生長の家の信者・幹部であったことの証明にはならない。彼女の「元・生長の家幹部」説は依然△のままである(菅野完の言としてまとめに出るのみで、一次・二次資料の裏づけなし。本人のインタビューでも神社への祈りが語られるだけで生長の家への言及はない)。
3-2 幸福実現党系の沖縄ネットワーク
| 団体 | 関係者 |
|---|---|
| 幸福実現党沖縄県本部 | 金城竜郎(統括支部代表。2010年知事選候補、13,116票) |
| HCP/フェンスクリーンプロジェクト | 手登根安則(代表)、栗秋琢磨。2019年に内紛で解散 |
| オスプレイファンクラブ | 代表は宮城美香子、手登根が中心人物 |
| 沖縄の自由を守る会 | 徳留博臣(会長。2009年衆院選・幸福実現党比例九州名簿5位◎、同党県本部・那覇後援会の会計責任者◎、2017年那覇市議選落選◎)、崎浜秀昭(北部代表) |
| 沖縄の平和を守る県民の会 | 友寄永三(石垣市議) |
| 尖閣諸島と日米同盟を守る会 | 仲村覚・仲村俊子(発起人) |
| 一般社団法人 沖縄国際交流政策研究所 | 理事長=手登根、研究主任=エルドリッヂ△(法人サイト消滅) |
3-3 日本会議沖縄県本部とカバー団体方式
会長・中地昌平、坂本匡史、事務局長・上野竜太朗。「沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会」「正す会」「龍柱に反対する市民の会」等のカバー団体経由で活動との指摘○。
3-4 統一教会系の沖縄拠点
- 国際勝共連合沖縄県本部は、旧統一教会「那覇家庭教会」の施設内に所在(2022-23年に沖縄市へ移転)◎。
- 西田健次郎:元県議・元自民党沖縄県連会長。「沖縄県自主憲法制定県民会議」議長と、旧統一教会関連「沖縄県平和大使協議会」議長を兼務◎。2022年知事選では佐喜眞淳の出馬会見に同席◎。
- 金城テル(-2023、95歳没):奄美出身の保守系女性活動家の長老。那覇孔子廟違憲訴訟の原告代表として2021年最高裁大法廷で勝訴◎。勝共連合系『世界思想』2014年11月号にインタビュー◎。※勝共連合での役職は未確認。
3-5 メディアの分担
- 世界日報/ビューポイント:我那覇・仲村覚・宮城・エルドリッヂ・手登根・惠・江崎と主要人物のほぼ全員に接点。
- ザ・リバティ/THE FACT:惠・仲新城・エルドリッヂ・手登根(2014年出演、現在削除済み)。
- 八重山日報:「幸福実現党が街宣→記事化→ネット拡散」の指摘○。2015年ハーフ女児記事はデマ拡散の起点◎。
- FM21(浦添):手登根の番組、幸福実現党系「ゆんたくシーサーradio」、我那覇父子の番組(打切り→訴訟)。
- チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」(2013年8月19日、桜初の支局として開局):2020年に分裂・崩壊。
第4章 人物間の協力と対立 ★第4版の新章
4-1 協力の骨格
(a) 共著・共同執筆で結ばれた線
| 書名 | 参加者 | 出版・年 |
|---|---|---|
| 『沖縄の危機!』 | エルドリッヂ/宮崎政久(自民衆院)/仲村覚/仲新城誠/兼次映利加 | 青林堂 2017 |
| 『そうだったのか「沖縄!」』 | 仲村覚/仲村俊子/石井望/江崎孝 | 示現舎 2015 |
| 『祖国復帰は沖縄の誇り』 | 椛島有三(日本会議事務総長)/仲村俊子(仲村覚が解説) | 明成社 2012 |
| 『一緒に考えよう!沖縄』 | エルドリッヂ/釈量子(幸福実現党党首) | 幸福実現党 2016 |
| 『沖縄戦「集団自決」の謎と真実』 | 秦郁彦編、江崎孝が寄稿 | PHP 2009 |
| 『沖縄の不都合な真実』 | 大久保潤/篠原章 | 新潮新書 2015 |
| 『沖縄を本当に愛してくれるのなら〜』 | 惠隆之介/渡邉哲也 | ビジネス社 2017 |
最重要:『沖縄の危機!』は、県内保守(仲村・仲新城)×米国人論客(エルドリッヂ)×自民党国会議員(宮崎)を一冊に束ねた唯一の事例。『一緒に考えよう!沖縄』はエルドリッヂと幸福実現党の関係を決定づける一次資料。
(b) 共通の弁護士=徳永信一という法務ハブ
この調査で最も構造的な発見。徳永信一(大江・岩波沖縄戦裁判の原告側弁護団、稲田朋美と同じ弁護団)が、沖縄保守の複数案件をまたいで関与:
- 江崎孝の弁護人(世界日報が明記)
- 依田啓示の主任弁護団長(高江事件。上告断念を判断)
- 上原正稔の琉球新報提訴について論説を執筆
- 沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会(会長・南木隆治、顧問・藤岡信勝ら)の弁護団
2025年4月の江崎孝「偲ぶ会」にも登壇。言論・訴訟・追悼の全局面に登場する結節点。
(c) 共同イベントの縮図:2019年1月12日「大リレー演説大会」(反・県民投票)
主催=日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚)。ポスター記載の登壇者:
- 保守論客:江崎孝、手登根安則(沖縄教育オンブズマン協会代表)、金城テル(沖縄婦人平和協会代表)、我那覇真子(正す会代表)
- 主催側:依田啓示(カナンスローファーム代表)、森田草士(チーム沖縄代表)、知念章
- 政治家:宮崎政久(衆院・自民)、照屋守之(県議・自民県連会長)、又吉清義(県議)、呉屋等(宜野湾市議)、砥板芳行(石垣市議)、平安座唯雄(元宜野湾市議)
- 特別ゲスト:古謝景春(前南城市長)、佐喜真淳(前宜野湾市長)
この一枚が、2020年に崩壊する直前の沖縄保守ネットワークの完成形。翌年には我那覇・江崎と依田・手登根が敵対する。
(d) 番組・訴訟での相互支援
- チャンネル桜「沖縄の声」の歴代キャスターは「我那覇真子&江崎孝」。番組アーカイブを正す会が自サイトでホストしており、事実上の広報チャンネルだった◎。
- 2015年10月22日「沖縄の経済的自立は可能なのか?」=司会:我那覇/出演:江崎/ゲスト:篠原章◎。
- 篠原の批評.COMが我那覇の国連スピーチ全文・記者会見全文を掲載しアーカイブ化◎。
- 仲新城誠の八重山日報が我那覇のFM21訴訟を支持的に報道◎。
4-2 2020年の大分裂(沖縄保守ネットワークの崩壊)
構図:我那覇真子・我那覇隆裕・江崎孝(A陣営) ⇔ 依田啓示・手登根安則・水島総(B陣営)
発端と連鎖
これは「我那覇 vs 依田」と「我那覇 vs 水島」の2つの対立ではなく、FM21訴訟を起点とする一本の連鎖である。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2016年12月 | 我那覇父子がFM21等でラジオ番組『沖縄防衛情報局』開始(手登根の紹介で実現) |
| 2017年9-10月 | 沖縄タイムス・琉球新報が「沖縄の反戦平和運動はほとんどが偽物」「朝鮮人や中国人はどうして平気でうそをつくのか」等を差別的内容と報道 |
| 2018年6月 | 局側が放送法・放送倫理違反として打ち切り |
| 2018年10月19日 | 我那覇父子が3局を提訴(慰謝料100万円) |
| 2019-20年 | 依田啓示が、支援者でありながら提訴のプロセスにSNSで疑義を呈す→場外乱闘化 |
| 2020年2月24日 | 水島総が仲裁に入り公開討論を収録 |
| 2020年5月5日 | チャンネル桜で我那覇 vs 依田の公開討論(計約5時間)配信。争点=カナン基金1600万円超の使途、依田の傷害事件歴、提訴経緯の是非 |
| 2020年5月3日 | (その渦中)依田が東村で70代男性を殴打 |
| 2020年6月7日 | 依田、県議選落選(1,494票) |
| 2020年6月9日 | 依田、傷害容疑で逮捕 |
| 2020年6月18日 | 水島総の「Front Japan桜」での発言を、A陣営が「依田擁護」と受け取る |
| 2020年6月29日 | 我那覇親子+江崎孝が水島総に「決別宣言」。「信義違反」「共産党的同志粛清」と非難 |
| 2020年7月13日 | 水島が【緊急報告】で応答。「我那覇は解雇ではなく、江崎に同調して離脱した」と主張 |
| 2020年7月22日 | 水島がFM21に公式謝罪。会長への直接取材の結果、局側は放送法に則った措置だったと認め、「客観的な周辺取材を行わず我那覇父子の主張を唯々諾々と主張させ続けた」と会社として謝罪、我那覇出演番組を全て非公開に |
| 2020年8月 | 我那覇、独立して「我那覇真子チャンネル」開局 |
| 2020年10月23日 | FM21訴訟一審、那覇地裁が我那覇父子の請求を棄却 |
| 2021年4月22日 | 福岡高裁那覇支部も控訴棄却(敗訴確定) |
分裂の意味
- 司法もA陣営の主張を退けた。「言論弾圧被害」というフレームが二審まで否定された。
- 我那覇の活動基盤が沖縄から離脱。以後、参政党経由の全国路線+反ワクチン・反グローバリズムという超地域的アジェンダへ移行。2022年のキャンディス・オーウェンズ翻訳、2024年のパンデミック条約反対デモなど。
- 江崎孝が身内を撃った。江崎は依田のカナン基金を「献金詐欺と言われても仕方ない」と書き、さらに「別の番組で、依田氏は嘘つきコンビの手登根氏と組んで…支援金を呼び掛け1600万円近くの寄付金集めに成功している」と、手登根まで名指しで批判。記事タイトルは「続・手登根批判、類は類を呼ぶ:嘘つき依田啓示の盟友・手登根安則は大変な嘘つき野郎」。
- 篠原章の同時代診断(2020年6月2日、批評.COM):「問題になっているのは『主張』ではなく『人格』」「もはや亀裂の修復は難しい段階だ」。原因分析として「自分たちの活動を『反対運動あっての保守活動』に狭めてしまったからである。反対運動が萎んでしまえば、それにつられて彼らの保守活動も縮んでしまう」。
4-3 その他の内紛・トラブル
(a) 手登根 vs 栗秋琢磨(2019年2月)— FCPの解散
栗秋がFacebookで公開告発:「管理者手登根安則が5年前からあるグループのモデレータに全然関係ない県外な hiroo yasuda とやらに据える」「機密情報とは週刊誌が嗅ぎつけたり、私が訴えられる可能性もあるくらいの機密」「解散する気は無いらしく、人員が出て行けばいいとのこと」「ダメだ、こんな奴とは情報共有できない」。解散後も「解散原因誤魔化すなや。勝手に管理者がモデレータ据えて、情報漏洩の危険が増えたからだろ?」と反発。 ※漏洩したという「機密」の中身は開示されておらず、フェンス「自作自演」説との関係は確認できない。 ※栗秋琢磨は同じチャンネル桜沖縄支局のキャスター。香山リカ名誉毀損訴訟の被告で、2019年10月10日東京地裁がチャンネル桜と出演者に計100万円の支払いを命令、香山側勝訴で確定◎。
(b) 手登根の政治資金問題(2016年分/2019年発覚)
- 沖縄県選管の公表資料で数字を照合:収入2,581,079円、支出2,431,972円、うち**「その他の経費」1,847,486円=支出総額の76%**◎。
- 旧会計責任者・上江洲安紀 → 手登根悦子への交代が2016年8月9日(参院選投開票の約1か月後)◎。
- 「旧会計責任者による横領」という支出項目の文言は、県が削除した詳細版PDFのスクショのみ△。刑事事件化・報道・返済を示す収入項目は確認できず。
- 平成30年〜令和3年の4年分の収支報告書が2023年4月28日に一括提出(最大4年超の遅延)◎。後援会は令和3年末までに政治団体名簿から消滅◎。
(c) 保守系メディアからの手登根批判(2018年6月)
保守系ニュースサイトKSL-Live!がツイキャスで公開激怒:「救いようのない嘘つき」「まったく、ああいうデマ、ねつ造、平気でやるよね」。自衛官の子の自殺デマ、中城海保職員自殺デマ、拉致被害者家族の政治利用などを列挙。左派ではなく保守側からの批判である点が重要。
(d) 幸福実現党 vs 自民党(2010年知事選)と、党内の日本会議系の離反
前述(第1章)。大江康弘の離党は「教団外から招かれた保守政治家が、天上界の声で意思決定される組織と衝突した」構図。
(e) チャンネル桜 vs 幸福の科学(2009年)
大川隆法『新・日本国憲法試案』の全面広告を機に、2009年7月10日「闘論!倒論!討論!第147回 激論!!幸福実現党と新憲法草案」で公開討論○。
(f) 分裂の下流:水島総 vs 参政党
我那覇が参政党に接近した一方、水島は神谷宗幣への攻撃を継続。2025年2月、神谷が「水島氏には法的な措置を準備し、通達していました」と公表(訂正により見送り)○。沖縄支局の分裂が、その後の保守新党乱立期の対立軸に直結した。
4-4 関係マップ(2019年時点=分裂直前)
┌─ 徳永信一(弁護士)━━ 江崎孝・依田啓示・集団自決訴訟を横断
│
【正す会】────────┼─ 我那覇真子(代表)・我那覇隆裕・江崎孝・錦古里正一
│ │ │
│ │ └━ チャンネル桜「沖縄の声」キャスター(我那覇+江崎)
│ │ │
│ │ ├─ 手登根安則・依田啓示・栗秋琢磨・又吉康隆
│ │ └─ 水島総(社長)
│
├─ 批評.COM(篠原章)をリンク集に掲載 ← 県外論客の権威づけ
│
【日本沖縄政策研究フォーラム】── 仲村覚(理事長。母・俊子は椛島有三と共著)
│ └━ iRICH(藤岡信勝・高橋史朗ら)へ接続
│
【八重山日報】── 仲新城誠(編集長)/惠隆之介(2012-13 論説委員長)
│ └━ 産経新聞と提携
│
【幸福実現党沖縄】── 金城竜郎 ── 徳留博臣・崎浜秀昭・友寄永三・砂川政信
│
【共著で交差】エルドリッヂ ×釈量子(幸福実現党)/×仲村覚・仲新城誠・宮崎政久
2020年以降:正す会(我那覇・江崎)とチャンネル桜(水島・手登根・依田)が完全に断絶。江崎は2025年死去。我那覇は参政党経由の全国路線へ。「沖縄保守」を一枚岩として語ることは、2020年以降については誤り。
4-5 ペア関係の一覧
| 関係 | 内容 | 時期 |
|---|---|---|
| 我那覇真子 ⇔ 江崎孝 | 盟友。正す会共同設立、「沖縄の声」共同キャスター、共に水島と決別。江崎の偲ぶ会で我那覇が「これからも師匠と一緒に戦っていく」 | 2015-2025 |
| 我那覇真子 ⇔ 依田啓示 | 決定的対立。公開討論5時間、カナン基金の使途を追及 | 2020〜 |
| 我那覇真子 ⇔ 水島総 | 決別。番組全非公開=事実上の追放 | 2020〜 |
| 我那覇真子 ⇔ 手登根安則 | 元同僚→敵対。手登根が我那覇のFM21番組を紹介した張本人だが、後に水島の謝罪材料に | 〜2020/以後敵対 |
| 手登根安則 ⇔ 栗秋琢磨 | FCP解散をめぐり決裂 | 2019 |
| 手登根安則 ⇔ 江崎孝 | 江崎が「大変な嘘つき野郎」と名指し批判 | 2020 |
| 手登根安則 ⇔ 依田啓示 | 江崎が「嘘つきコンビ」と呼ぶ盟友関係 | 〜2020 |
| 手登根安則 ⇔ エルドリッヂ | 監視カメラ映像の提供→公開。エルドリッヂ解任の直接原因 | 2015 |
| 仲村覚 ⇔ 仲村俊子 | 母子。共著、記念映画製作 | 継続 |
| 仲村覚 ⇔ 仲新城誠 ⇔ エルドリッヂ | 『沖縄の危機!』で共著(+自民・宮崎政久) | 2017 |
| 惠隆之介 ⇔ 仲新城誠 | 雇用関係(八重山日報論説委員長)。1年で辞任 | 2012-13 |
| 惠隆之介 ⇔ 県内保守 | 共著ゼロ・共演記録なし。発信力に比して結合度が低い | - |
| 篠原章 ⇔ 我那覇真子 | 番組ゲスト出演、国連スピーチのアーカイブ化などの支援 | 2015前後 |
| 篠原章 ⇔ 沖縄保守全体 | 2020年に「人格の亀裂」と診断し距離を置く。2026年には琉球独立論の検討へ | 2020〜 |
| 依田啓示 ⇔ 金井創 | 対立。緑ヶ丘保育園ヘリ部品落下を「捏造事件」と主張し牧師2人を攻撃 | 2017 |
| 依田靖二 ⇔ 金井創 | 同じ日本基督教団の牧師で正反対の立場(直接の交流の記録はなし) | - |
| 徳永信一 ⇔ 江崎孝・依田啓示 | 弁護人。訴訟支援の共通ハブ | 継続 |
| 又吉康隆/高良倉吉 | ネットワーク外(前者は自費出版の孤立、後者は学界主流) | - |
第5章 政治家との接点
| 政治家 | 接点 |
|---|---|
| 西田健次郎(元自民県連会長) | 旧統一教会系「沖縄県平和大使協議会」議長を兼務◎ |
| 佐喜真淳 | 台湾での統一教会合同結婚式に参加◎。2022年知事選出馬会見に西田が同席◎。世界日報が支持を鮮明化◎ |
| 宮崎政久(自民衆院) | エルドリッヂ・仲村覚・仲新城誠と共著◎。2019年反県民投票演説会に来賓◎ |
| 島尻安伊子 | 在特会関係者登壇イベントへ祝賀メッセージ、世界日報登場○ |
| 西銘恒三郎 | チーム沖縄告知の結成式出席○ |
| 照屋守之(県議・自民県連会長)/又吉清義(県議) | 2019年反県民投票演説会に登壇○ |
| 崎浜秀昭(本部町議) | 幸福実現党推薦で「無所属」当選○ |
| 砥板芳行/友寄永三(石垣市議) | 幸福実現党系団体で講演・共同行動○ |
| 下地幹郎 | 日本会議会員・教育勅語に「共感」○ |
| 中丸啓(元衆院・次世代の党) | 2015年「ハーフ女児暴行」ツイートで約7000RT拡散、訂正せず◎ |
| 大江康弘(元参院・幸福実現党) | 2010年知事選の独自候補擁立に反対して離党◎ |
第6章 検証記録
6-1 「ハーフ女児暴行」デマ事件(2015年4月)◎
FB投稿→手登根が仲介→八重山日報記事化(「反基地感情」フレーミングを付加)→まとめサイト→中丸啓ツイート(約7000RT)。嘉手納署「暴行の事実は確認できていません」。訂正・謝罪なし。第3章5節の「情報伝播チェーン」の実例。
6-2 閑院春仁ブログ(2015年5月24日)の検証・最終版
| 主張 | 判定 |
|---|---|
| 中丸啓の「暴行」ツイート | ◎実在 |
| 勝共連合と統一教会の沖縄住所同一 | ◎(琉球新報2023年) |
| 高橋史朗=生長の家学生運動出身 | ◎ |
| 笹川良一が勝共連合設立に関与 | ◎。ただし「日本財団=統一教会・生長の家と共通母体」は不正確(生長の家は系統が別) |
| エルドリッヂの映像流出処分 | ◎。ただし「幸福の科学へ漏洩」は誤り(流出先は手登根のチャンネル) |
| 竹田恒泰と世界戦略総合研究所 | ◎:2011年4月9日に講演(会長・阿部正寿=元統一教会広報委員長・元勝共連合事務総長)。2009年世日クラブ講演、2015年世界日報40周年祝辞、2016年ビューポイント寄稿も |
| 仲新城誠=幸福の科学信者 | 未立証:肯定側の実証が匿名発のみ |
| 惠隆之介=沖縄教育オンブズマン会長 | ✕:協会の代表は手登根 |
| フェンス清掃の「自作自演」 | △のまま:立証資料なし。関連する公的検証はBPO意見書の「茶封筒」信憑性欠如指摘のみ |
6-3 第3〜4版で格下げ・訂正した項目
- 手登根「THE FACT出演」:○→△(公式サイト内検索0件)→ 第6版で◎に再格上げ(6-4参照。削除済みコンテンツを現行検索で判定した誤り)
- 仲村家「生長の家→幸福の科学乗り換え」:○→△(出所が匿名アカウント単独)
- 仲村覚「2015年脱会」:○→△(出所不明・時系列矛盾)
- 惠「幸福の科学出版へ寄稿」:○→✕(商品DB検索でゼロ)
- 惠「沖縄教育オンブズマン協会会長」:→✕(代表は手登根)
- 「国際勝共連合の金城テル」:→「勝共系媒体と関係の深い保守活動家」に修正(役職未確認)
- 「有門大輔による琉球在特会設立」:→✕ 撤回。団体の存在を複数角度で検索したが確認できず。しかも有門は「沖縄の米領復帰」を主張するブログを運営しており、沖縄保守の中核主張(沖縄県民は日本国民)と真っ向から対立するため、受け入れられる余地は理論上ない
- 「沖縄支援ネットワーク美ら」(初回回答で手登根の団体として言及):→確認できず。複数経路で一件もヒットせず、名称の誤りの可能性
格上げ:我那覇のビューポイント著者ページ(△→◎)、日本会議支部講演(○→◎)、中丸ツイート(△→◎)、惠の幸福実現党チャンネル出演(○→◎)、徳留博臣の幸福実現党役職(△→◎)、エルドリッヂの幸福実現党共著(○→◎)、手登根の政治資金数値(△→◎)、依田の逮捕・有罪歴(未把握→◎)、2020年の分裂(未把握→◎)
6-4 第6版で訂正した項目(2026年8月22日)
- 手登根「THE FACT出演」:△→◎。第4版で「THE FACT公式サイト内検索0件」を根拠に△へ下げたが、これは削除後の現行サイトを検索した結果だった。Wayback Machine に (a) YouTube動画「ザ・ファクト FAST BREAK #04」の2014年1月29日キャプチャ(チャンネル「THE FACT」、10,695回再生、サムネイルに「沖縄反基地活動の実態に詳しい 手登根安則氏 ハートクリーンプロジェクト」)、(b) THE FACT公式サイト記事(2016年2月2日)の2019年4月9日キャプチャ(同動画を埋め込み、手登根の発言を引用、クレジットに幸福の科学広報局・幸福実現党政調会長)が残っている。動画は現在YouTube上に存在せず(oEmbed 404)、記事URLも404(最終生存キャプチャ2019年11月21日、2025年9月のキャプチャは301)。 教訓:「公式サイト内検索で0件」「現在リンク切れ」は否定材料にならない。削除されたコンテンツは現行検索に出ない。Wayback Machine の CDX で過去キャプチャを引いてから判定する。 相関図では手登根—幸福の科学のエッジを破線(指摘)から実線(確定)に変更した。信者説の判定(未立証)は変えていない。出演は媒体との接点であって信仰の証明ではない。
- 仲村俊子「ORマーク」の出所を訂正(2026年8月22日):第5版の「幸福の科学の支部ブログに登場」は誤り。実際の出所は支援者 @RiseiFan の表敬訪問ツイート(2017年2月5日)の写真と、それを引いた @MAIMAIMAI466 の指摘(同2月7日)。写真4枚を直接確認し、自宅の柱のORエンブレムと「沖縄縣護國神社」の札を確認した。確度は○のまま(撮影者の同定に依拠)。併せて「元生長の家幹部」説の出所を菅野完から匿名アカウント @kaikatou に訂正(菅野の言及は椛島有三との共著についてのみ)。
- 生長の家→幸福の科学の流入にエッジを追加:種田博之『幸福の科学』(Wikipedia「幸福の科学」が引用)の「1987年『谷口雅春霊言集』によりGLAや生長の家の信者の一部が幸福の科学へ流入」「最初の3年は教団形態をGLAと生長の家から学んだ」に基づき破線(○)。日本会議への人材流入(◎、椛島有三ら固有名詞で確認できる)と幸福の科学への信者層流入(○)は別の線として両方を描く。
- 削除のパターン(同日追加調査)。動画は2015年7月時点で94,522回、2017年3月時点で185,351回再生(Wayback)。現在の表示は「This video has been removed for violating YouTube's Terms of Service」=投稿者による削除ではなくYouTube側の規約違反措置(投稿者削除なら「removed by the uploader」、プライバシー申立なら「privacy claim」と表示が異なる)。THE FACTチャンネル自体は存続し、同じ2014年の「FAST BREAK」シリーズ他回(#07・#09・#10・#12・#13・#19・#21・#27・#30)は現存(2026年8月22日にoEmbedで確認)。公式サイト側も、当該記事からリンクされていた2014〜2016年の他記事6本(2014/160, 2014/168, 2015/604, 2016/1057, 2016/1136, 2016/1180)がすべて現存する中で当該記事(2016/164)だけが404。沖縄カテゴリには2016・2017年の記事が今も並ぶ。つまりサイト改廃やシリーズ整理ではなく、この出演回と記事だけが選択的に消えている◎。 ただし削除の時期は、動画が2017年3月〜2025年7月、記事が2019年11月〜2025年9月の間としか絞れず(Waybackにその間のキャプチャがない)、申立人・理由を示す資料はない。「2020年の分裂後に手登根側が消させた」「幸福の科学側が手登根との関係を消した」「動画に撮影された反基地活動家側がYouTubeに申し立てた(規約違反措置という表示とは整合的)」のいずれも可能だが、どれにも裏づけがない。本レポートは推測を書かず「選択的に削除された」という事実までを記す。
第7章 資料の性格と留保
- 「指摘○」の多くは批判側(反基地・反カルト側)の検証ブログ・まとめに依拠する。立場性はあるが、団体役職・選管記録・判決など照合可能な事実の密度が高い。第3〜4版では公的記録(総務省・県選管・BPO・裁判)と教団・政党の自前メディアによる一次確認を大幅に増やした。
- 「世界日報に寄稿=統一教会信者」ではない。媒体との関係と個人の信仰は別。
- 本人の言明は、肯定も否定も、利害当事者の主張でありそれ自体を証明として扱わない。本レポートの登場人物には、デマ指摘後も「記事は本物です」と強弁した例(中丸啓)、BPO審理で主張を後退させた例(手登根)、「一切の団体に属さない」という公言が統一教会系誌の著者ページ・日本会議支部講演の記録と食い違う例(我那覇)がある。「未立証」は「肯定側に検証可能な実証がない」を意味し、「本人の否定が信用できる」ことを意味しない。
- 2020年の分裂以降、当事者同士が互いを「嘘つき」「詐欺」と告発し合っており、内部告発は貴重な情報源であると同時に、相手を陥れる動機を持つ供述でもある。本レポートは告発内容を「誰が誰に対して何を主張したか」として記録し、真偽の断定は公的記録がある場合に限った。
- 宗教的信仰はセンシティブな個人情報であり、本レポートは公開情報の整理に限定する。
出典(主要)
公的記録・判決
- 総務省 第45回衆院選結果調(幸福実現党比例九州名簿・徳留ひろおみ) https://www.soumu.go.jp/main_content/000037486.pdf
- 沖縄県選管 政治団体収支報告書要旨(H28、ボギーてどこん後援会) https://www.pref.okinawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/936/h28yousihontai.pdf
- 沖縄県選管 政治団体異動届(H28.9.1公表、会計責任者交代) https://www.pref.okinawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/247/02idou280901.pdf
- 日本基督教団 依田靖二牧師訃報 https://uccj.org/newaccount/19679.html
- 琉球新報 依田啓示逮捕報道 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1136437.html /QAB https://www.qab.co.jp/news/20200610126684.html
- 琉球新報 FM21訴訟一審 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1213028.html /控訴審 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1309522.html
- 琉球新報 国際勝共連合の沖縄拠点移転 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1742904.html /西田健次郎と平和大使協議会 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1566859.html
- 沖縄タイムス 香山リカ訴訟勝訴確定 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/673336 /金城テル関連 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/712362
教団・政党の自前メディア
- 幸福実現党公式ch「恵隆之介氏独占インタビュー」 https://www.youtube.com/watch?v=tm2Zc65qIHc
- ザ・リバティ 惠インタビュー https://the-liberty.com/article/16396/ /仲新城2019 https://the-liberty.com/article/15377/ ・2025 https://the-liberty.com/article/22154/ /党首の八重山日報表敬 https://the-liberty.com/article/5784/
- 仲村俊子宅のORマーク:@RiseiFan ツイート(2017/2/5)の archive.today 保存 https://archive.ph/bftuQ /引用した @MAIMAIMAI466 ツイート(2017/2/7) https://x.com/MAIMAIMAI466/status/828747708261232643 /まとめ https://posfie.com/@amehuriusagi/p/fuPmMQf
- 生長の家信者の幸福の科学への流入:Wikipedia「幸福の科学」(種田博之『幸福の科学』を引用) https://ja.wikipedia.org/wiki/幸福の科学
- THE FACT エルドリッヂ出演 https://www.youtube.com/watch?v=C_WDISKrPsE
- THE FACT 手登根出演(現在削除済み。Wayback Machine)動画 https://web.archive.org/web/20140129003837/http://www.youtube.com/watch?v=0e1fpmKbuV4 /記事 https://web.archive.org/web/20190409201547/http://thefact.jp/2016/164/ /現行サイト内検索「手登根」は0件 https://thefact.jp/?s=手登根 (削除後のため否定材料にならない)
- 日本基督教団沖縄教区 教会案内(つきしろキリスト教会は不掲載) https://www.okikyoku.com/church.php
- 南城市 投・開票結果一覧(令和4年9月11日/令和7年11月9日 市議選) https://www.city.nanjo.okinawa.jp/shisei/senkyo/kekka/
- 世界日報「家庭連合解散は『民主主義の危機』 キリスト教会牧師が訴え 沖縄」(2025/5/14) https://www.worldtimes.co.jp/japan/okinawa/20250514-195271/
- 世界日報 連載「脅かされる信教の自由」㊴(2024/11/25) https://www.worldtimes.co.jp/japan/20241125-187394/
- ICRF日本委員会 公式ch「来賓挨拶|砂川龍一氏」 https://www.youtube.com/watch?v=rY4bYjo2ya0
- SALTY「見えない戦争が始まっている −砂川竜一−」(2026/5/6) https://salty-japan.net/2026/05/06/mienai-senso_hajimatteiru/
- 八重山日報「『先住民族と思わず』95% 街頭アンケ『右合の衆』発表」(2026/4/7) https://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/29278
- 世界日報「テロ犯同情で家庭連合バッシング加速 信教の自由シンポ 沖縄・那覇」(2024/11/6) https://www.worldtimes.co.jp/japan/20241106-186626/
- 世界日報 エルドリッヂ著者ページ https://www.worldtimes.co.jp/author/eldridge/ /手登根インタビュー2026 https://www.worldtimes.co.jp/japan/okinawa/20260325-207438/ /江崎追悼 https://www.worldtimes.co.jp/japan/okinawa/20250409-193778/
- ビューポイント 仲村覚 https://vpoint.jp/author/nakamura /我那覇(2021年アーカイブ、現404) vpoint.jp/author/ganaha
- 日本会議大阪 我那覇講演記録 https://www.nipponkaigi.osaka/?p=2482 ・ https://www.nipponkaigi.osaka/?p=4339
- 正す会 公式(会則・沖縄の声アーカイブ・リンク集) https://okinawa-tadasukai.com/rule.html ・ https://www.okinawa-tadasukai.com/voice.html ・ https://www.okinawa-tadasukai.com/link.html
- 依田啓示さんをサポートする会(高江事件の弁護費用募金・判決報告) https://supportyodakeiji.ti-da.net/ ・ /e10404169.html ・ /e10789831.html
- 『沖縄の危機!』紀伊國屋書店 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784792605773
報道・検証記事
- リテラ「『基地反対派がハーフ女児暴行』は右派のデマ攻撃だった!」 https://lite-ra.com/2015/04/post-1005.html /「沖縄で暗躍する日本会議」 https://lite-ra.com/2018/09/post-4282_2.html
- やや日刊カルト新聞「沖縄知事選めぐり大江議員と幸福実現党が対立」 http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_13.html
- 週刊ポスト(大江康弘の証言) https://news-postseven.com/archives/20110120_10475.html
- FRIDAY「竹田恒泰氏と旧統一教会」 https://friday.kodansha.co.jp/article/339184
- 批評.COM 篠原章「沖縄保守の亀裂」 https://hi-hyou.com/archives/9630 /金城テル追悼 https://hi-hyou.com/archives/12084 /我那覇記者会見全文 https://hi-hyou.com/archives/3432
- KSL-Live 八重山日報発行説の検証 https://note.com/ksl_live/n/nf7967db2efaa
検証系ブログ・まとめ(批判側)
- Osprey Fuan Club「我那覇真子の教育」②③ https://uyouyomuseum.hatenadiary.jp/entry/2017/04/05/104012 ・ /entry/2017/04/06/064900 /BPO意見書 /entry/2017/12/15/172739 /2019反県民投票演説会ポスター /entry/2019/01/09/153304
- ずmemo「幸福実現党発の文書」 https://wiliki.zukeran.org/old/1351244344.html
- posfie(amehuriusagi編)「沖縄をターゲットにうごめく極右」(全7p) https://posfie.com/@amehuriusagi/p/GfUkGEn /「正体を隠す沖縄カルト連合」(全2p) https://posfie.com/@amehuriusagi/p/MigUdQK /菅野完解説(全3p) https://posfie.com/@amehuriusagi/p/4522dO2 /幸福の科学・沖縄 https://posfie.com/@amehuriusagi/p/fuPmMQf
- 群星むりぶし日記(桜内紛・我那覇vs依田) https://kinbushi.hatenablog.com/
- ご近所のネトウヨさん(FCP内紛・手登根批判) https://okinawansea.hatenablog.com/entry/2019/02/07/200355 ・ /entry/2018/06/17/072017
- infocus(後援会政治資金) https://infocus.hatenablog.com/entry/2019/03/19/062515
- Algorab archives(神武桜子の本名・仲村覚の姪説の先行ソース) http://algorabarchives.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
- 検証対象:閑院春仁ブログ https://ameblo.jp/killc/entry-12010992161.html
- 但馬オサム「仲村俊子さんに訊く 沖縄戦・祖国復帰・反基地運動」(生前インタビュー) https://note.com/spectreman555/n/n5aaa259b907d
- 「沖縄日の丸②」(『祖国復帰は沖縄の誇り』からの引用を明記) https://worldflags.jp/blog/2657/
- 明成社『祖国復帰は沖縄の誇り』 https://meiseisha.thebase.in/items/51820078
- 映画『島人の戦後秘史』あらすじ(日本沖縄政策研究フォーラム主催) https://teket.jp/3873/13511
- 沖縄県公文書館・稲嶺一郎文書(菊地藤吉差出書簡) https://www2.archives.pref.okinawa.jp/opa/OPA600_RESULT_BUNSYO.aspx?cont_cd=0000060055
- 外務省外交史料館「菊池藤吉講師来沖の講演」 https://da.mofa.go.jp/material-detail?id=100-119353 (件名の「菊池/菊地」表記は当該ページがJavaScript描画のため未確認)
- 1973年招聘陳情書の全文引用 https://ameblo.jp/abasiri4/entry-12828222532.html
金井創・辺野古沖転覆事故
- キリスト新聞「辺野古沖で研修中の船転覆」(2026年3月17日) https://www.kirishin.com/2026/03/17/81891/
- クリスチャントゥデイ「船長の金井創氏が牧師務めていた教会を家宅捜索」 https://www.christiantoday.co.jp/articles/35747/20260326/police-searches-pastor-hazime-kanai-church.htm
- 同「死亡した船長の金井創牧師を刑事告発へ 海上運送法違反容疑」(2026年5月19日) https://www.christiantoday.co.jp/articles/35928/20260519/henoko-boat-accident-pastor-kanai-to-be-charged.htm
- Osprey Fuan Club「依田啓示氏、保育園落下事件を『捏造事件』と主張し牧師二人に…」(2017年12月27日) https://uyouyomuseum.hatenadiary.jp/entry/2017/12/27/024106
基本情報:Wikipedia各記事(我那覇真子〔日英〕、仲村俊子、仲村覚、ボギー手登根、惠隆之介、仲新城誠、宮城能彦、上原正稔、徳永信一、高橋史朗、竹田恒泰、篠原章、エルドリッヂ、大江康弘、有門大輔、高良倉吉、世界戦略総合研究所、国際勝共連合、世界日報(日本)、THE FACT、幸福実現党、頑張れ日本!全国行動委員会、新党くにもり、2010年沖縄県知事選挙、2026年沖縄県知事選挙、正す会、ニュース女子の沖縄リポート放送をめぐる騒動)
本文中の人物名は Google 検索、団体名は公式サイト(無いものは検索)へ別窓で飛びます(点線の下線)。
確度記号:◎=一次資料・公的記録/○=実名の検証記事・複数ソース/△=匿名発・単一ソース・未検証/✕=調べた結果、否定材料が見つかった。
宗教的信仰はセンシティブな個人情報です。本資料の「関係」は所属の断定ではなく、確認できた接点・指摘を確度付きで並べたものです。本人の言明は、肯定・否定を問わず利害当事者の主張として扱っています。